話の展開がおもしろい! IF YOU GIVE A MOUSE A COOKIE
2017/9/21
まずは、ページをめくる前に想像してみよう!
こちらの絵本。
タイトル通り、
If you give a mouse a cookie, という展開から始まります。
男の子が通りすがりのネズミくんにクッキーをあげたところ、
次々とネズミくんの要求に付き合わされる・・というお話なのですが、
その展開がとても面白く、ほほえましいんです!
子どもたちはすぐに、「次はどうなるの?」と早く読み進めたくなるかと思いますが、その前にぜひ、子どもたちの想像力を引き出してみてください。
まず絵本の表紙のみを見せて、If you give a mouse a cookie, what will happen?と子どもたちに聞いてみます。
そこからは子供たちの世界です。色々な意見がでてくるかと思いますが、さらに「その次はどうなるかな?」と展開を聞いていくと、とてもユニークなお話が出来上がっていきます。
たっぷり想像を働かせたあとに読み聞かせると、子どもたちも集中して最後まで絵本を楽しんでくれます。
最初に読み聞かせるときには想像力を引き出しながら、
2回目以降に読み聞かせるときには「この次はどうなるんだったかな?」と記憶力を刺激しながら、
何度も繰り返し楽しめる素晴らしい一冊です。
幼児だけでなく大人も楽しめる理由とは・・?
こちらの絵本、幼児さんだけでなく中学生や大人まで
幅広い世代におススメしたい一冊なのです!
まずは、話の展開がIf, When, So などとてもテンポのよい音で語られているので、
最初から最後までリズミカルに音読することができます。
また、接続詞で始まる文や仮定法の構造を学ぶことができ、
その構造の中でも
He’ll want…
He’ll probably ask…
He may…
He might…
と仮定法の程度を意識して読むこともできるんです。
この接続詞や仮定法を使って、オリジナルストーリーを作ってみるのも面白いですよ。