YOU CHOOSE
2017/8/2
自分の想いを自由に話そう!
英語を話すときに必要なこと。
その一つに、「自分のことばで伝える」ことが挙げられます。
どんなに英語を勉強しても、自分自身の考えを持たなかったり気持ちを伝えることができなかったら、コミュニケーションは成り立ちにくくなります。
まずは、自信を持って、自分の想いを自由に話す機会を作ってみましょう!
そのときに活躍するのが、こちらの絵本。
タイトルの副題にあるように、「あなたがもし、誰にでもなることができて、どこにでも行くことができて、何でもできるとしたら、どうしますか?」という場面が数多く出てきて、どれも想像力を刺激するような素晴らしい絵が描かれているのです!
Why? Because~のやりとりをお忘れなく!
さて、こちらの絵本のページを開くだけで、好奇心旺盛な子供たちは「○○がいい!」「●●に行きたい!」と自由に発話してくれることと思います。
小さなお子さんだったら、かんたんな英語を使ってI love this!と指さしながら発話してもらったり、先生や大人の方と一緒に英語で言ってみるのもいいかと思います。
小学生のお子さん位になると、
I want to go to~ .
I chose ●●.
などの表現を使うことができると思います。
その際に、ぜひとも取り組んでいただきたいのが、「選んだ理由を聞く」ことです。
なぜそれを選んだのか、その理由を伝えることこそ、自分の想いを伝える一歩になります。
理由を英語で伝えるのは難しいから、と躊躇する子も多いかもしれません。そんなときには、「日本語でもいいよ」とハードルを下げてあげると、きっと選んだ理由を口にしてくれるでしょう。
さらに大切なことは、どんな意見であろうと、先生や大人の方が、その想いを丸ごと受け止めてあげることです。
絵本のイラストから刺激を受けた子どもたちは、自由な発想でさらに想像力を膨らませて発話してくれます。それらをすべてキャッチしてあげてくださいね。受け止めてもらえた子どもたちは、さらに自信を持って発話するようになります。
そこから「自分のことばで伝える力」が育まれ、コミュニケーション力が身についていきますよ。
naoko's comment
私(Naoko)は、kindergarten ~ 4th grade までの4年間、アメリカのサンフランシスコ郊外の街で暮らして、現地の学校に通っていました。
当時受けた教育の中でも、とても印象的だったのが、毎朝「Show and Tell」の時間があったことです。kindergartenの年齢から、この時間がありました。
日直などの当番制というわけでもなく、自由に、自ら、「みんなにこの話を share したい!」と思った子が前に出て、昨日家であった出来事を話したり、こんなすごいテレビ番組やってるからぜひ見てね、という話をしたり、クリスマスの直後はもらったプレゼント(学校に実物を持ってきてOK)自慢をしたり・・・そして、それに対して、聞く方も真剣に質問をしたり、共感したり、、、とにかく5歳児でも意見が活発に飛び交っていました。
たいそうな出来事ばかりでなく、「私、ピンクが好きだから、今日はこんなTシャツを着て来ました」というような内容もめちゃくちゃ多かったのですが、そういうお話を share してもらうことによって、クラスメートがそれぞれの個性を知り→尊重し→受け入れる。という事が自然と出来るようになっていったのだと思います。
人種のるつぼ、アメリカならではの教育だったんだなぁ~、と、大人になった今、すごく感慨深いです。
言葉はただのツール!大切なのは、使う人のココロ。