What Makes a Rainbow ? 虹の色を学ぼう
2017/6/24
イラストがなんともキュートな絵本です
6月のテーマとして、「天気」を取り上げる先生も多いかと思います。
私のおススメは、こちらの絵本!
What Makes a Rainbow?
です。
表紙を見てもお分かりかと思いますが、
とても可愛らしくカラフルな色使いなんです。
さらには、ページをめくるとびっくり!
子どもたちを「おぉー!!」とうならせるような仕掛けになっています。
そして、最後にはまた一味違う仕掛けが待っています。
私のクラスの子どもたち(小学生)に読み聞かせたとき、
最初に本をめくった瞬間から
「すげえー!どうなってんの!?」と絵本に釘づけ。
さらに読み進めると、ますます顔がキラキラと輝いていきます。
そして最後のページでは、みんながぱぁっと明るい表情になり
絵本の世界にすっかりとりこになってしまいます。
小学生はもちろん、小さな幼児さんでも楽しめる絵本です。
子どもたちのわくわくする顔を眺めながら、
ぜひ読んでみてくださいね!
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待って!虹の色って、何色があるの?
さて、こちらの
What Makes a Rainbow?を読み聞かせる前に、
こどもたちに虹の色クイズを出しました。
この絵本で取り上げられている虹の色は6色。
ということで、これを使って一色ずつ答えてもらいました!
あれ?でも日本では、虹の色って7色よね?
と気づくこどもたちもちらほら現れます。
そうなんです、実は国によって、虹の色の数が異なっているんです。
日本では7色ですが、
アメリカやイギリスでは6色とされています。
(地域によっては7色という場所もあるようです)
ドイツでは5色、インドネシアでは4色、
さらには南アジアのバイガ族は2色(赤・黒)!
こんな情報を子どもたちに与えると、
子どもたちは雨上がりに虹が出るのを心待ちにするようになります。
絵本の世界が自分たちのいる世界へとつながる。
そんな体験をさせてあげられるのも、絵本の素敵な魅力ですよね。
naoko's comment
この絵本、私も欲しくてたまらないのですが・・・!!
もうちょっとお金が貯まってから(笑)
海外の絵本の魅力は、何と言っても、文化の違いを目の当たりにできること。
「違うのは当たり前」・・・・どうしても、馴染みのないものには「変なの!」という感想を持ちがちですが、「変」と言って切り捨てるなんて、もったいない話です。
どちらの文化が優れているか、どちらの文化が素晴らしいか、ではなく、
「色々な国、様々な考え方があるんだな~」と、受け入れる心を育むのが、真の国際人育成に繋がるのだと思います。
まさに Rainbow のように、カラフルだからこそ、世界は、人間は面白いんです♪